
昔の人はエアコンなしで夏をどう過ごしていたんだろう?
毎日続く厳しい暑さ。
エアコンが当たり前の現代ですが、昔の日本にはエアコンはもちろん扇風機もありませんでした。
それでも江戸時代の人々は、自然の力を上手に取り入れながら夏を快適に過ごしていました。
今回は、日本に古くから伝わる「打ち水」と「薄化粧」に注目し、昔の知恵から学ぶ夏のスキンケアをご紹介します。
打ち水は昔から続く夏の知恵

打ち水は、家の前や庭先に水をまく日本の伝統的な習慣です。
江戸時代には、お客様を迎えるおもてなしや、お清めの意味も込められていました。
また、水が蒸発するときに周囲の熱を奪う**「気化熱」**の働きによって、体感温度を下げる効果も期待できます。環境省では、朝や夕方の日差しが弱い時間帯に、風呂の残り湯や雨水などの二次利用水を使うことを推奨しています。
①打ち水をするポイント
朝または夕方に行う
- 日なたより日陰がおすすめ
- 雨水や風呂の残り湯などを活用する
- 洗剤が混ざった水は使用しない
昔の知恵は、環境にもやさしいエコな暑さ対策として、今も見直されています。
江戸時代は「薄化粧」が美しさの基本だった

江戸時代前半は白粉をしっかり塗る化粧が主流でした。
しかし時代が進むにつれ、「素肌そのものの美しさ」を大切にする考え方が広まり、化粧は次第に薄化粧へと変化していきます。
その背景には、
- きれいな素肌を目指す意識
- 毎日の洗顔習慣
- 化粧水による保湿
など、現在のスキンケアにつながる文化がありました。
当時は、へちま水やきゅうり水など植物由来の化粧水が親しまれ、市販の化粧水も人気を集めていたそうです。
現代にも取り入れたい昔のスキンケア習慣
昔の人の暮らしには、今でも参考になる美容習慣があります。
①肌を清潔に保つ
江戸時代には、ぬか袋を使った洗顔など、肌を清潔に保つ習慣がありました。
肌をきれいに保つことは、現代のスキンケアでも基本です。
②必要以上に厚塗りしない
汗をかきやすい夏は、ファンデーションを厚く重ねるよりも、軽やかなメイクのほうが崩れにくく、肌への負担も抑えられます。
③自然の力を活用する
打ち水や日陰を利用するなど、昔の人は自然と共に暮らしていました。
暑さを和らげる工夫は、肌への負担を減らすことにもつながります。
昔の知恵は今のスキンケアにも生きている

便利な時代になった今でも、日本に昔から伝わる知恵には学べることがたくさんあります。
打ち水で暑さをやわらげること。
素肌を大切にした薄化粧を心がけること。
どちらも、肌や環境への負担を減らすという点では、現代のスキンケアにも通じています。
暑い夏だからこそ、昔の人の知恵を取り入れて、心地よく過ごしてみてはいかがでしょうか。
🦝ずぼらメモ
今回調べてみて驚いたのは、「スキンケア」という考え方が江戸時代にもあったこと。
へちま水やきゅうり水で肌を整え、厚化粧ではなく素肌を大切にする。
最新の美容法も魅力的ですが、昔から受け継がれてきた知恵には、今でも取り入れたくなるヒントがたくさんありました。
今年の夏は、朝や夕方に打ち水をしたり、少しだけメイクを軽くしてみたり…。
そんな小さな工夫から始めてみるのも素敵ですね。
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