
お越しいただきありがとうございます🦝
ネットをなんとなくサーフィンしていたら、
「ビーツは“食べる輸血”!」なんてキャッチコピーを見つけて…え、そんなにすごいの?
スーパーフードって言われると、つい気になっちゃう性格。
というわけで、今回は“ビーツって本当に良いの?気をつけることは?” を、ずぼら目線で調べてみました。
ビーツってそもそも何者?

名前:ビーツ(ケルト語の「赤い色」という言葉が語源だとか)
原産地:地中海沿岸(日本では北海道の他に各地で栽培)
植物的な分類:ヒユ科(ほうれん草やてんさいと仲間)
あの鮮やかな赤色は何?:ベタレインという天然色素によるものです。
👆もひとつ言うと・・・ベタレインは赤紫の色素「ベタシアニン」、黄色の色素「ベタキサンチン」の2種類にわけられ、赤いビーツにはおもにベタシアニンが豊富に含まれているんですって。
さらに、ビーツは…
- 食物繊維たっぷり
- カリウムや葉酸などミネラルも
- 根菜ならではの自然な甘み
など、「ちょっと体によさそう」な要素もある野菜。
でも――「食べる輸血」と言われるほどの”鉄分の爆盛り!”ではなく、あくまで”ほどよくミネラルが含まれる野菜のひとつ”という認識でよさそう。
スーパーフードっぽく取り入れるなら?

粉末、ジュース、サラダ、生、どれも取り入れ方はいろいろ。
だけど、便利な分、濃縮された形だと強めだから「量」には要注意ですね。
特に注意したいのが「シュウ酸(オキサレート)」。
ビーツはシュウ酸含有量が比較的高いため、過剰に摂ると“結石リスク”に関係する可能性がある、というデータもありました。
(食品組成分析ジャーナル:果物や野菜のジュース、ネクター、飲料に含まれるシュウ酸含有量)
だから、取り入れるなら…
- 一度にたくさんじゃなく少量から
- 水分をしっかり取る
- カルシウムと一緒に食べる(吸収されにくくする)
などを意識したいところですね。
参考URL:The bioabailability of soluble oxalates in stir-fired silver beet leaves
内容が興味深かったのでザックリ解説
- 野菜だけのときは、シュウ酸の吸収は少しあった(約2.4%)→ 野菜に含まれるシュウ酸の一部は、体に吸収される可能性がある。
- でも、ヨーグルト(カルシウム入り)を一緒に食べると、シュウ酸の吸収が半分以下に減った(約1.1% 〜 0.9%)→ カルシウムといっしょに食べることで、「シュウ酸がカルシウムとくっついて結合 → 吸収されにくい形になる」ため。
- つまり “シュウ酸の多い野菜” を食べたいときは、カルシウムをいっしょに摂ると安心 ということ。
※シュウ酸やミネラルの取りすぎは、腎臓や結石リスクを持つ人には合わない可能性がありますので、気になる人は医師と相談を。
いまさら聞けない スーパーフードって何?

いや、そもそもスーパーフードって・・・なによ?
という、疑問がわいた52歳ずぼらです。
で、調べました。
そしたらびっくり、「一般社団法人 日本スーパーフード協会」がありました。
そちらによると
《スーパーフードの定義》
- 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
- 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
《スーパーフードの基準》
- 「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより、人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。
※同サイト スーパーフードの定義と基準から抜粋
ほうほう🦝そうだったんですね。
では、話をビーツに戻しましょう♪
どんな人は要注意?どう取り入れる?

ビーツは万能じゃないので…
- 過去に結石がある人
- 腎臓に不安がある人
- 高カリウムを制限されている人
などは “多量・頻繁な摂取” は避けたほうがいいのかも。
「試してみるなら少しずつ」それが安全なスタートだと思います。
※気になる人は医師と相談を。
ずぼらも以前、天然素材のパウダーものを「体にいいから」とすすめられて、でっかいひと瓶買ったのですが、体に合わず・・・断念した経験がありました。
流行りもの、スーパーフード、サプリ…どれも“合うか合わないか”は人それぞれです。
例えば、まずは“粉でちょこっと”から、試してみるといいかも。
「おやつ感覚」+「体へのちょい足し」くらいの気軽さで。
大事なのは「ほどほど」「自分の体と相談する」こと。
ビーツは、“選択肢のひとつ”として、軽く取り入れてみる価値はあると思いますよ✨
最後に

スーパーフードや流行りものを取り入れるとき、“良い話だけ”じゃなくて“注意点”も一緒に見るのが大切ですね。
ビーツもそのひとつ。
肌・体・生活に合わせて、自分に合うかどうか、ゆっくり試してみましょうね🦝💛
(体質や体調によって感じ方は人それぞれ。気になる人は医療・専門家に相談を!)
なお、ビーツパウダー自体が悪いというわけではなく、あくまで“食品の特性上の一般的な注意点”です。上手に取り入れれば便利なアイテムだと思います。
🔗 主な参考・情報元URL
- “The benefits and risks of beetroot juice consumption” — PubMed 論文
- “The oxalate content of fruit and vegetable juices, nectars and drinks” — 野菜ジュースのシュウ酸濃度調査
- “Oxalate Content of Foods and Its Effect on Humans” — シュウ酸と食事の関係に関するレビュー
- “Beetroot powder risks for kidneys and stones” — 健康情報サイトによる注意喚起記事
最後までご覧下さりありがとうございました。
この連載「ずぼら日記」は、“むりしない楽しみながらスキンケア”をテーマに、
50代のリアルケアをゆるっと綴っています。
化粧水も、石けんも、食べものも——
どれも“自分をいたわる”小さな選択のひとつ。完璧じゃなくていい。
今日も、自分をちょっと甘やかしてあげましょう。
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