第13話:しわ・たるみに向き合う“内側+外側ケア”のはなし

インナーケア

先日、いただいたスキンケアアンケート回答で、一番多かったお悩みが「しわ」と「たるみ」 でした。

40代から70代まで、年齢も生活スタイルもバラバラなのに、不思議と共通して出てくる悩み。これって自然なことなんだなぁと改めて実感しました。

年齢を重ねるにつれて「ハリが落ちた気がする」「鏡を見ると下がって見える」など、変化を感じるのは誰にでも起こりうること。でも実は、肌の変化は 外側のお手入れだけでなく“内側(インナーケア)”の影響も大きいといわれているんです。

この記事では、ムリなく続けられる“外側+内側のゆるケア” を、調べてみましたのでまとめてみました。

◆ そもそも、なんでしわ・たるみは出てくるの?

肌のハリは“コラーゲン”などの成分によって支えられていますが、年齢とともに 量が減ったり質が変わったり しやすくなります。

また、日常生活の中で起きる 酸化(ストレス・紫外線など) や糖質のとりすぎによる 糖化 という現象も、肌の土台に影響すると言われています。

そして最近注目されているのが 老化細胞(Senescent cells)。細胞が疲れて働きが鈍くなることで周りの細胞にも影響を与える――という考え方があります。

つまり、しわ・たるみ=「外側のケア」だけでは追いつかない“内側の変化”も関わっているということなんです。

◆ インナーケアがじんわり効いてくる!?

インナーケアというと堅苦しいですが、要は、

「体の中を少し見直してみると、肌を支える土台もサポートされる可能性がある」

というイメージでOKです。

● 糖質をとりすぎない → 余計な“硬化”を減らす手助けにコラーゲンは糖と結びつきやすく、これが積み重なると「硬くなる(=ハリ低下につながる可能性)」といわれています。甘いものを完全にやめなくても、ちょっと控えめにするだけで十分。

● 抗酸化のある食べ物で“ダメージ対策”緑茶、ブロッコリー、ナッツ、ベリー類などは体の酸化ストレスに向き合う働きが知られています。難しいことは考えず、毎日どれかひとつ足すだけでもOK。

● コラーゲンペプチドの研究も増えている食品として取り入れるコラーゲンは、“ハリ成分そのもの”になるというより肌のうるおい環境をサポートする可能性 が報告されています。もちろん効果の感じ方には個人差があるので、「気になるなら試してみる」くらいの気軽さで。

● 老化細胞と向き合う生活習慣運動・睡眠・ストレスケアは、老化細胞が増えすぎないために“やっておいて損はない”とされる習慣。散歩10分、寝る前スマホ控えめ…このレベルで十分です。

◆ 外側ケアはどうする?おすすめは「ハリ意識のプラスワン」

インナーケアとあわせて、外側のお手入れにもひと工夫。

•レチノール

•ナイアシンアミド

•ペプチド系成分

これらは「ハリ感のサポート」に使われることが多い成分です。

ただし刺激の出やすい成分もあるので、まずは 低濃度からゆっくり が安心。外側+内側の両方からゆるっと続けることで、“肌を支える環境づくり” がしやすくなります。

◆ 年代別のそっと耳打ちアドバイス(‘ω’)

● 40〜50代まだ変化が少ない段階。“今からコツコツ始めると後が楽”くらいの気持ちでOK。

● 60〜70代無理に若返りを目指す必要はなく、「心地よく続けられる習慣」を優先。内側ケアの積み重ねだけでも安心感につながりますね。

◆ まとめ:ちょびっとケアでも、未来の肌は変わっていく

しわもたるみも、“年齢を重ねた証”なので悪いことではありません。

でも「今の自分をもっと心地よくしたい」と思ったときは、外側+内側ケアの2本柱 をゆるっと続けるのがコツ。

・甘いものを少し控える

・野菜やお茶をひとつ増やす

・散歩を少し長くする

・気になればコラーゲンを試してみる

・夜はちょっとだけ早く寝る

しわやたるみは年齢のサインだから仕方ないけど、ちょっとした習慣で肌の調子をいたわることはできるような気がします。

無理せずのんびり続けることが、未来の自分への優しさです。

今日からできることを、ひとつずつ試してみてはいかがですか(*^^*)

最後までご覧いただきありがとうございました。

※人によって個人差がありますので、少しでも参考になれば幸いです。

この連載「ずぼら日記」は、“むりしない楽しみながらスキンケア”をテーマに、50代のリアルケアをゆるっと綴っています。

化粧水も、石けんも、食べものも——
どれも“自分をいたわる”小さな選択のひとつ。完璧じゃなくていい。
今日も、自分をちょっと甘やかしてあげましょう。

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